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★Do not steal the paintings!
★Non rubare i dipinti!
★Ne pas voler la peinture!
★Не кражи картин!
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昨今!博物館で幽霊・妖怪画の展示があったのですが、そこに行った時に出会った作品にすっごく心を奪われてしまいました。作者は月岡芳年。前々から浮世絵師としてすっご好きで若い頃の線の太い荒々しいところも好きですが晩年の繊細かつ一本の線ですら美を見出せる洗練された構図も好き。
で、その月岡の作品の一つにあった「白 縫 譚」が素晴らしく、かつ、その内容に惹かれました。
内容は大友宗麟の娘である若菜が父の敵である菊池家(気付いたけど、おいらの家ってこの菊池家に属してたわ;)に復讐する話。それも妖術・妖怪を駆使して。
若菜姫は土蜘蛛使いで、幽霊となった姥より手助けされながら、男装しつつ仲間集め。
敵の菊池家の親玉青柳春之助はお稚児さんで、女装で、実は海賊でそんでもって妖術使い。
なぁ・・・楽しすぎないか・・・?
でも、現在それに関する本は一つしか出ていない。しかも上中下あわせて92400円・・・。一桁違うわぁ・・・。道楽でもコレを買う勇気は流石にない。ってか、今は金が必要なときだから到底手に入れることはできない。
でも、研究してみたいなぁと思っていたら、「そうだ!図書館があるじゃないか!!」と気付き早速しらべてみたら、ある!しかも借りれる!!
ありがとう!図書館!!ありがとう福岡市民(図書館は市民の賜物)!!
これで心置きなく研究できるよ。これからやりたいことはこの物語を読みくだき、できれば伝播する感じで行きたい。こんな面白い話なのに現代の人間の間じゃ無名だなんて惜しい!八犬伝なみに楽しめると思うのに。
古事記以来の研究が始まるんだ!!これは楽しいぞ~!!!
本を読む前の若菜姫のイメージ
可愛いは正義+
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